事業が大きくなったときなどには事務所移転を考えるケースもありますが、事務所移転をスムーズに行うためには様々なポイントを押さえておくことが必要です。事務所移転をする際に重要なことの一つが、物件探しをする前に移転の目的を設定することが合う事務所を見つけるポイントの一つとなります。スタッフを増加することで事務所が手狭になった、賃料の負担が大きいなど抱えている問題を洗い出すことで物件選びがしやすくなります。また、内装・設備・外観なども設定しておくとより理想の物件が見つけやすくなる可能性が高まります。
その他、予算内の賃料であるか、立地・スタッフの通勤時間・取引先へのアクセス・周辺環境にも気を配ります。ある程度大きな事務所に移転するという場合には、事前にレイアウトも考えておく必要があります。仕事のスペースだけではなく、応接室や会議室、収納スペースの配置を考えることが大切です。取引先などのお客様が使用するところと、スタッフだけが使用するところを分けて考えると、レイアウトしやすいとされています。
引っ越しをする際には、要らないものは処分するということも重要です。移転を機に新しい備品も購入するということも多いですが、その新しく購入した分を考慮せずに古い事務所で使っていた備品を全て持っていくとスペースが狭くなってしまうため注意します。リースで済ませている備品なども、移転後も引き続き使うのか、移転を機に他の商品をリースするかなども考えるように心がけます。